「中国代表で五輪参加は誇り」
欧州貴族伝統のスポーツとされる馬術競技を続けるには、毎年多額の費用がかかる。五輪における、中国のこの競技における空白を埋めるようと努力する華選手をサポートしようと、チャリティー販売が始められた。アテネ五輪男子110メートルハードルの金メダリスト・劉翔はユニフォームを、北京五輪で卓球女子団体と女子シングルスで金メダルを獲得した張怡寧はラケットを提供するなど、多くのアスリートや芸能界のスターがチャリティー活動に参加した。五輪と華選手をサポートしようとする民間の力は大きく、チャリティー販売で150万元(約2250万円)の資金が集まった。さらに、このチャリティー活動で、華選手は広東省の実業家・江逢■氏(■はひへんに山)と出会い、3000万元(約4億5千万円)の資金援助を得ることができ、五輪に全力で臨む準備が整った。
04年、華選手は英国のパブリックスクール・イートン・カレッジに入学した。しかし、08年の北京五輪の総合馬術に出場するために、成績優秀だったにもかかわらず、華選手は一年間休学することにした。「中国の代表として五輪に参加できるのは誇り」と華選手は語る。
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