デザインミスの中国国旗
在ブラジル中国大使館担当者は10日、新華社記者に対し、「オリンピック表彰式で使用された中国国旗にデザインミスがあった事件で、中国オリンピック委員会が繰り返し強く抗議と交渉を繰り返した結果、リオ五輪組織委員会は最終的に、表彰式用の中国国旗を作り直すことに同意した」と述べた。新華社が伝えた。
五輪組織委員会が国旗の委託した第三者の企業(中国企業ではない)は、サンパウロ州にあり、サンパウロ市からは約75キロ離れている。一刻も早く完成するようメーカーに催促するために、在サンパウロ中国領事館は、職員を同社に派遣し、作業の監督をきめ細かく行った。作業員による30時間に及ぶ作業を経て、ついに作り直しの国旗が完成し、急いで車に積み込み出荷された。これらのプロセスは、本来ならば4、5日かかる作業量という。
国旗は11日、リオ市に到着した後、五輪組織委員会が受け取り、各会場に運搬された。これらの作業はすべて現地の中国大使館・領事館の監督・指導の下で成し遂げられた。
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