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劇団飛行船の人形劇「白雪姫」 北京で初公演

人民網日本語版 2016年08月15日09:49

子ども向けぬいぐるみ人形劇で有名な日本の老舗劇団・劇団飛行船が、8月13、14日に北京市の天橋劇場で人形劇「白雪姫」の公演を行う。これは同劇団にとって北京での初公演となる。中国新聞網が伝えた。

同劇団は1987年に日本東京優秀児童劇大賞を受賞。設立からすでに30年の歴史があり、現在まで人形劇「白雪姫」を世界各国で公演している。アジアの国・地域では主に韓国、タイ、台湾地区、香港地区、マカオ地区などをしばしば訪れている。

仕事の関係上、劇団飛行船海外事業部の張維権団長はほとんど日本に帰らず、一年の大半は団員と世界公演に出かけている。しかし、中国大陸での公演に関しては、他の国とは違った並々ならぬ思いがある。その理由は単純で、張さんが華僑だからだ。50歳を過ぎた張さんはかつて中国戯曲学院で学んだあと、日本で日本語を学んだのだという。優秀な張さんは卒業後、日本で就職し、定住している。

張さんは故郷に帰って同輩や若者、特に張さんたちの人形劇を認めてくれている親友に会うたび、深い感慨を覚えるという。四川省徳陽市での公演後に、ある幼稚園の園長が感慨深げに、「こんなにも生命力あふれる人形劇を見たら、中国の子どもたちもきっとこの生命力を感じてくれたにちがいない」と話してくれたことがいつまでも頭に残っているのだという。華僑としてこのように認められ、張さんは非常に感激し、団員と一緒に努力した成果が実ったと感じている。人形劇「白雪姫」などの演出において、張さんはずっと赤子の心のような誠実さと愛する気持ちを持つように心がけていると語った。(編集YK)

「人民網日本語版」2016年8月15日

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