日本の新・純邦楽ユニット「WASABI」が5日夜、北京中日青年交流センター世紀劇院でニューイヤー公演を行った。人民網が伝えた。
公演では、各楽器のソロ曲や、「百夜月」、「Panorama」など11曲を披露したほか、特別ゲストとして招かれた中国の古筝演奏家・桑卡(本名・葉美辰陽)さんと共に、中国の民謡「茉莉花」を演奏。素敵な中日コラボレーションに観客からは大きな喝采が送られた。アンコールでは、再び桑卡さんと共に新アルバムの収録曲「イエロージーナ」を演奏。公演は大盛況の中、幕を閉じた。
「WA」=和、「SABI」=サビ(メロディーが盛り上がる山場)という意味合いから命名されたというWASABIは、三味線、尺八、箏、太鼓など日本の代表的な和楽器が集結した新・純邦楽ユニット。日本の伝統音楽の優美な世界観を保ちつつ、迫力あるメロディを奏でている。WASABIは今回の中国公演にあたって、「和楽器が奏でる美しいメロディを皆さんと共有したい。中日交流のより一層の発展にも期待している」とコメントを寄せた。(編集SN)
「人民網日本語版2015年1月7日