9月8日、山東省濱州市で3Dプリンターを使って製作された中国スタイルの別荘2棟が、多くの人々の注目を集めている。内装中の別荘の内部を見てみると、普通の家と同じようにすぐ入居できる環境が整っている。さらに空調設備も取り付けられており、見学者に今までとは違う新しい感覚を与えている。環球網が伝えた。
この別荘の製作には「輪郭クラフト」の3D印刷技術を採用し、材料にはセメントが使われている。まず、設計図を基にしてあらかじめデザインを決め、3Dプリンターを使って高密度・高性能のセメントを噴出し、壁や部屋、インテリアなどを段階的に造り上げていく。さらに、機械のアームによって別荘の骨組みを製作する。これらの全工程はコンピューター制御されているため、費用・エネルギー・材料の節約ができ、より早く、環境に優しい形で別荘を製作できるのだという。(編集YK)
「人民網日本語版」2016年9月9日
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