中国航天科技集団公司第五研究院の天宮2号チーフデザイナーの朱樅鵬氏によると、宇宙実験室「天宮2号」はドッキング目標機「天宮1号」の予備機をベースとし、天宮2号の任務の需要に応じ改造されたものだ。天宮2号の長さは10.6メートル、最大直径は3.35メートル、重量は8.6トン。資源モジュールと実験モジュールからなり、資源モジュールは主に天宮2号の飛行にエネルギーと動力を供給する。翼のようなソーラーパネルは太陽光をエネルギーに変え、宇宙船のエネルギー供給を保証する。人民網が伝えた。
実験モジュールは宇宙飛行士が勤務し生活する場だ。宇宙飛行士にとって、実験モジュールは実験室であり、フィットネスルーム、寝室、作業場でもある。
天宮2号の一角には円形のハッチがある。有人宇宙船「神舟11号」とドッキング完了後、宇宙飛行士2人はここから天宮2号に入り、30日間の科学実験を展開することとなる。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年9月13日
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