中国自動車工業協会が9日に発表したデータによると、今年8月の自動車製造・販売量は、製造が199万台で前年同期比26.6%増加し、増加率は同35.0ポイント上昇した。販売は207万1千台で同24.2%増加し、増加率は同27.2ポイント上昇した。いずれも7月の急速な伸びを維持した。「南方日報」が伝えた。
1~8月の完成車製造・販売量は、製造が1684万6千台で同10.8%増加し、増加率は同11.0ポイント上昇した。販売は1675万5千台で同11.4%増加し、増加率は同11.4ポイント上昇した。
同協会の統計をみると、8月の新エネルギー車の製造は4万2千台で同81.5%増加し、販売は3万8千台で同92.2%増加した。このうち完全電気自動車の製造は3万2千台で同114.8%増加、販売は2万8千台で同106.4%増加した。プラグインハイブリッドカーの製造は1万台で同23.1%増加し、販売は1万台で同61.0%増加した。
データによれば、8月のブランド乗用車の販売量は73万台で同30.1%増加し、乗用車販売量全体に占める割合は40.7%に達し、割合は同1.2ポイント上昇した。
1~8月のブランド乗用車の販売量は609万9千台で同16.0%増加し、全体に占める割合は42.2%で同1.2ポイント上昇した。
同協会の陳士華事務局長補佐は、「8月は市場の動きが好調だったが、増加率が高かった主な原因は(比較の対象となる)昨年の基数が低かったからだ。9月の販売量データは昨年の基数が大きかったため、8月ほど好調ではないだろう」との見方を示す。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年9月12日
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