中国社会科学院国情調査・ビッグデータ研究センターとQQ興趣部落は9日、中国で初の「中国趣味報告」を共同で発表した。ビッグデータを全面的に分析して得られた調査結果から、これまではっきりと理解されていなかった「趣」ある中国人の全容が明らかになった。揚子晩報が報じた。
○「趣味」とはただ単に「楽しめる」だけではない
ビッグデータによると、中国人の95%は、「自分には趣味がある」と答え、「自分の趣味は幅広い」と答えた人は62%に上った。幅広い趣味を持つと回答した住民が多く住む都市を見ると、トップ3は順に、鄭州、北京、成都で、上海は第5位、深センは第7位、広州は第10位にランクインしている。第6位の蘇州は、江蘇省で唯一トップ10に入った。この結果から、都市の発展レベルと住民の趣味の豊かさとの間に相関関係は無いことが分かる。また、幅広い趣味を持つ住民が多い都市トップ10のうち、南方の都市が8都市を占めた。
ではこれら「趣味」とは一体何なのだろうか? 社会科学院が公式に発表した定義によると、「楽しめる」、「お金をかけてずっと続けたい」、「身分の能力を高めることができる」という3条件を満たすことができるものを「趣味」としている。このような基準が設けられた場合、これらの基準を満たす「正真正銘」の趣味を持っている人は、全体のわずか14%にとどまった。
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