阿里巴巴(アリババ)の馬雲(ジャック・マー)会長がこのほど、国連の要請を受け、国連貿易開発会議(UNCTAD)の青年起業・小企業の特別顧問に就任したことが、21日に明らかになった。UNCTADが1964年に設置されて以降、この分野の顧問が招聘されるのはこれが初めてとなる。京華時報が報じた。
UNCTADのムキサ・キトゥイ事務局長は、「馬会長は、インターネット時代に影響力を持ち、敬意を持たれている前衛、イノベーター、企業家、公益慈善家である。彼は、遠い先を見据えた起業スタイルや学習に対する渇望、すばらしい世界をもたらした。これらが、彼がUNCTADの特別顧問になった理由だ。今後、我々は共に、グローバル化の進展の中で後れを取っている団体をサポートし、それら団体に希望と強くなる原動力をもたらす」と語っている。
UNCTADの特別顧問になった馬会長は今後、イノベーションプロジェクトをサポートし、若い起業家や中小企業、特に発展途上国の若い起業家や中小企業が、世界貿易に一層容易に参加できるようにするという。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年9月22日
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