中国香港・台湾地区について見ると、計6校がトップ200校に入った。うちトップ50入りしたのは、香港大学(第43位)と香港科技大学(第49位)。このほか、香港中文大学は第76位、香港城市大学は第119位、香港理工大学は第192位、台湾大学は第195位となった。
「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」世界大学ランキングの編集者フィル・バディ氏は、新華社の取材に対し、「中国大陸部の大学の順位が躍進した理由のひとつとして、各校の学術研究における評判、研究が及ぼす影響力、国際的人材の導入実績などが向上したことが挙げられる」と指摘した。
フィル・バディ氏は、「中国はすでに、大学の発展推進に向けた強力な政策を発表しており、莫大な資金を後ろ盾に、世界一流大学の確立にまい進している。中国が今後引き続き、大学学術研究のレベルアップを強化するよう望んでいる」と続けた。
「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」世界大学ランキングは、教育・研究・知識の転換・国際的視野の4分野における13項目の指標を用いて大学の総合力を評価したランキングで、最も影響力を備えた世界大学ランキングの一つと見なされている。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年9月23日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn