国慶節(建国記念日、10月1日)の大型連休が間近に迫っている。旅行サイト・途牛旅遊網はこのほど、「2016年国慶節ゴールデンウィーク旅行意向調査報告」(以下、「報告」とする)を発表した。同報告から、短期の国内近場旅行や近場への海外旅行に人気が集まった中秋節連休に比べ、国慶節連休は国内・海外旅行ともに、比較的長距離でテーマ性のある旅行の人気が高まっていることが明らかになった。央広網が伝えた。
○海外長距離旅行、テーマ性のある旅行に人気
今年は、中秋節連休と国慶節連休との間隔が短かったことに加え、有給休暇を利用すると中秋節には8連休が実現したと同時に、中秋節の旅行価格が国慶節より割引優待が目立った。これらの要因により、一部の人たちは国慶節連休前に短期海外旅行に出かけたため、国慶節連休中の国内・海外長距離旅行やテーマ性のある旅行により人気が集まるようになった。今年の海外ツアー料金を見ると、英国の脱EUによる「ドミノ効果」の影響から、今年の国慶節連休中の欧米方面への観光旅行は、かなりリーズナブルな価格設定となった。
途牛旅遊網のモニタリングデータによると、現在までの予約状況から見て、今年の国慶節長距離海外旅行の人気目的国・地域トップ10は順に、米国、フランス、イタリア、スイス、ドイツ、ロシア、ギリシア、オーストリア、アラブ首長国連邦、オーストラリアだった。米国は中秋節連休に続き、長距離海外旅行の人気目的地トップの座を維持した。
10時間以上に及ぶロングフライトの「苦難」に耐えられないと判断した顧客の多くは、近場の日本・韓国・東南アジア諸国を選んでいる。統計データによると、現在までに予約が入っている短距離海外旅行の顧客は、海外旅行客全体の7割を占め、首位は変わらず日本で、韓国とタイがそれに続いた
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