第2に、中国とポルトガル語圏諸国は生産能力協力について積極的な共通認識を形成する。指導的原則において、双方は強みによる相互補完、互恵・ウィンウィンを堅持する。具体的協力分野に関しては、設備製造、高速鉄道技術など中国が優位にあるいくつかの生産能力は、工業化の重要段階にあるアジアとアフリカのポルトガル語圏諸国に歓迎されやすい。協力方式に関しては、中国とポルトガル語圏諸国は重大な協力プロジェクトの実施に尽力する。また、状況を見て3国間協力を含む様々な形式を取る。
第3に、中国とポルトガル語圏諸国の協力プラットフォームをさらに整備する。中国とポルトガル語圏諸国は言語、地理、インフラ面の澳門の強みを十分に発揮し、澳門をさらに中国とポルトガル語圏諸国の商業貿易協力のサービスプラットフォーム及び経済貿易協力のコンベンション&エキシビションセンター、中小企業ビジネスサービスセンター、ポルトガル語圏諸国商品流通センターとするべきだ。中国とポルトガル語圏諸国が「一帯一路」(the belt and road)イニシアティブの下で戦略の連結を行ない、協力プロジェクトを実行に移すにともない、澳門は中国とポルトガル語圏諸国の「一帯一路」協力の拠点となる。
中国とポルトガル語圏諸国の関係は史上最良の時期にあるが、協力の潜在力は引き続き開発を必要としていると言える。中国とポルトガル語圏諸国は引き続き手を携えて共に歩み、親善の懸け橋を共に築き、協力を新たな歴史的段階へと押し上げる。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年10月13日
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