中国科学院科技戦略諮訊研究院、中国科学院文献情報センター、Clarivate Analytics社(前身はトムソン・ロイター社の知的財産・科学事業)は31日に北京で、2016年のホットフロント100領域、ニューフロント80領域を発表し、科学技術主要6ヶ国の貢献を評価した。人民日報が伝えた。
同報告によると、中国はリサーチフロント68領域をカバーしている。そのうち卓越したリサーチフロント30領域で、14領域の英国、11領域のドイツと日本、8領域のフランスを上回り、世界2位となった。報告書はさらに米英独仏中日の180領域の先端分野の基礎貢献水準と潜在的発展水準を評価した。うち米国はリサーチフロント152領域をカバーし、リサーチフロント全体の84.4%を占め、10大分野のリサーチフロント106領域で優れた成績を収めている。
中国科学院科技戦略諮訊研究院の潘教峰院長によると、中国の卓越したリサーチフロント30領域は8分野をカバーし、化学、材料科学に比較的集中している。また物理、生物、工学、数学、コンピュータなどの分野にも均等に分布している。リサーチフロント30領域のうち、応用型は19領域、科学型は11領域。うち重大問題によって生まれたリサーチフロントが多数を占める。鳥インフルエンザ、ポリマー・ソーラーバッテリー、黒燐、クラウドマニュファクチャリングなどの先進的なテーマでも非常に優れた成績を収めている。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年11月1日
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