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人民網日本語版>>経済

米国はTPP離脱 日本は旗を掲げることができるか (3)

人民網日本語版 2016年12月01日09:10

また全シニアエコノミストは、「TPPと東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の最終的な目標はいずれもアジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)の構築だ。TPPに比べ、RCEP加盟国の2015年の総生産額は22兆4千億ドル(約2525兆3760億円)に達し、世界全体の30.6%を占める。同じ目標の下、米国抜きのTPPに競争力がないのは明らかだ」と述べた。

こうした状況の中、劉副研究員は、「日本には今、いくつかの可能な『撤退の道』がある」とした上で、「1つは、日本がさきにRCEPを主導したいと述べたことで、TPPに望みがないことを前提として、もう一度こうした意志を示すという道だ。だが注意しなくてはならないのは、RCEPはASEANが主導しているということ、また日本が意志を示した際には本当にRCEPを推進するつもりはなく、RCEPを米国との交渉の材料にしていたことだ。もう1つの退路は、トランプ氏の貿易政策は主に二国間のFTA交渉を重視しており、日米間の二国間貿易交渉は1950~60年代から続いているので、安倍首相が米国の求めに応じて、二国間交渉に回帰し、形を変えたTPPの支援を行うことだ。つまり、二国間FTA交渉の過程で、一定の譲歩を行うことで米国を再びTPPの枠組みまたはTPPのような枠組みに引き戻すということだ」との見方を示す。(編集KS)

「人民網日本語版」2016年12月1日


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最新コメント

空又 覚造   2016-12-03115.133.105.*
米国が抜ければ,GDPが協定批准国の85%を占めないから,協定自体が発効できない。しかし消滅したわけではない。トランプ氏が暗殺されたりした場合,後継者がTPPを推進するかも知れない。ベトナムやマレ-シアがRCEPに比重を重くかけ始めたがTPP批准をあきらめたわけではない。来年1月20日までまたなくてはどうなるか,分からない。しかし問題は,米国がTPP批准をしなければ,4年後にTPP協定それ自体が自然消滅するという項目であろう。もし本当なら,4年後をまたねばどうなるか分からない。トランプ氏が二国間FTAをTPPの代わりに持ちだしてくるという説も有力だが,彼は同時に美国-加奈陀-墨西哥NFTAも嫌っている。このNFTAは二国間FTAの最たるものであり,美国が被害を受けているとすれば,こういうFTAもありそうにない。                  美国内で一部の議員が主張しているように,国家主権破壊のISD条項を外しての二国間交渉になると思われるが,そういった交渉より,トランプ氏は(多国籍)企業が国内回帰を目指す策に重心を置くのではないだろうか。                                   日本政府の話に戻るが,AIIB不参加そしてTPP批准はオバマのアジア回帰政策に矛盾なく連なる,安倍・公明政権の政策で,一度そう決めた政策は途中で変えないのが,明治の昔からのやり方。つまり,満州事変からの政策変更を嫌った日本軍部・政府官僚のやり方「失敗しても成功しても一度決めたことは政策変更しない」が,踏襲されていると言えよう。  ハメル-ンの笛吹きではないが,一度流れができると,その流れを変えることはしない。すなわち,部分を多少変更することはあっても,全体構想はそのまま維持するのが,日本政府の方針である事を再確認したい。

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