中国政府が、中国語や中国文化を広めるため世界各地で設置している「孔子学院」の本部が9日に、雲南省昆明市で中国医学、太極拳などの中国文化対外交流座談会を開催した。同座談会で、世界の78ヶ国240ヶ所に設置されている「孔子学院」が2016年に開設した中国医学や太極拳などの中国文化のカリキュラムが好評を博したことが発表された。新華社が報じた。
中国国家中国医薬管理局国際合作司の王笑頻・司長によると、今年世界中で実施された第4回中国国家イメージ調査で、最も代表的な中国の要素として選ばれたのが「中国医薬」だったという。現時点で、世界において、中国医学専門の「孔子学院」が4ヶ所設置され、7ヶ所の孔子学院が中国医学のカリキュラムを開設し、各国の人々が中国医薬文化を知る重要な窓口となっている。
また、孔子学院で中国医学や太極拳などの中国文化を学びたいという人々が、各国で急増している。孔子学院本部の統計によると、16年だけを見ても、世界の孔子学院が開設している中国医学、太極拳などのカリキュラムには計3万5千人が申し込んでおり、18万5千人が関連の体験活動に参加した。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年12月12日
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