外交部、南中国海問題で特定の立場を取らずとの約束の順守を米側に希望

中国外交部（外務省）の耿爽報道官は14日の定例記者会見で「南中国海問題における中国の立場に変わりはない。米側が南中国海の領有権争いで特定の立場を取らないとの約束を順守することを希望する」と述べた。

【記者】米太平洋艦隊司令官は本日オーストラリアで、もし中国が南中国海で地域の安定を破壊する行動を続けるのなら、米側はすでに中国に対抗する準備ができていると述べた。これについてコメントは。

【耿爽報道官】南中国海問題における中国の立場は大変明確で、これに変わりはない。中国側は米側が南中国海の領有権争いで特定の立場を取らないとの約束を順守し、南中国海地域の平和・安定維持に向けた域内各国の努力を尊重し、南中国海地域の平和・安定促進にプラスとなる事をするよう希望する。（編集NA）

「人民網日本語版」2016年12月15日