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電子版の往来台湾通行証、26日から使用開始

人民網日本語版 2016年12月22日10:43

往来台湾通行証の審査や発給、検査の効率をさらに高め、証明書の偽造防止を強化するため、公安部(省)は電子版の往来台湾通行証(以下、「新版通行証」とする)の使用開始を決定した。福建省公安機関出入国管理部門は26日より、新版通行証の申請の試行を開始し、同時に現在使用されている往来台湾通行証の発行を停止するということだ。中国新聞網が公安部の公式サイトを引用して伝えた。

新版通行証は、国際設計基準に基づく磁気カード式の証明書で、非接触式ICチップが内蔵されている。そのため、紙版の関連根拠資料を添付する必要がなくなり、新版通行証の裏に直接印刷できるほか、何度でも記入・消去ができるようになるということだ。成人用の新版通行証の有効期間は10年で、16歳未満の場合、有効期間は5年。「中華人民共和国出入国管理法」の関連規定によると、国務院の認可を経て、新版通行証の申請・取得には、規定に定められた申請者本人の指紋情報が必要となる。指紋情報の登録を行えば、台湾地区と中国大陸を往来する際、規定に基づき、自動通関手続きが可能となる。

新版通行証使用開始後も、現在使用されている往来台湾通行証や紙版の関連根拠資料の添付は引き続き使用可能となっており、現在使用されている往来台湾通行証で紙版の関連根拠資料を申請することも引き続き可能だ。(編集YK)

「人民網日本語版」2016年12月22日

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