このほど、ネット上に「永輝(YH)マート米国第一号店が開業。I85の103出口付近」という情報が流れた。上記の投稿にはYHマートの店舗所在地と開業時間まで詳細に記されていた。その後、中国国内の多くのサイトでこの投稿が写真入りで拡散され、「YHマートの米国進出は、グローバル化の第一歩であり、海外M&Aへとそのスケジュールが進められていくだろう」という推測まで報じられた。ところが、YHマート側に取材したところ、「上場企業として、YHマートは中国国内で新店舗を開店する場合もその情報を告知をしており、それが投資者への責務。海外進出ならばなおさらのことだ」と話した。
ネット上に現れたこの「YHマート」米国店は、YHマートの店舗ではないと前述の責任者は明言した上で、このエリアに華僑や華人が集中していることと、YHマートが中国国内における知名度も高いことから、今回このような事態が生じたのではないかと推測している。ただし現在はまだ調査段階であり、YHマート側はその首謀者を特定できていないとした。しかし同責任者は「YHマートは中国において知名度のある商標であり、同州アトランタに開店したとされるYHマートは、商標権の侵害となる。すでに、様々なルートを用いて証拠収集を始めている。今後法的措置により責任を追及していく」とした。北京商報が伝えた。(編集TK)
「人民網日本語版」2016年12月22日
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