海外の環境は国内と大きく異なり、海外での作業には多くのリスクが伴う。海外進出した企業はいかにリスク管理し、突発的な事件に対応するべきだろうか。徐州ハイテク区で7日に開かれた、中国(徐州)安全産業共同革新推進会2017、「一帯一路」(the Belt and Road)及び海外進出企業安全発展フォーラムにおいて、国家安全監督管理総局国際交流協力センターと中海油安全技術サービス有限公司は「中国企業海外進出安全発展報告書」を共同発表し、中国企業の海外進出に関する情報の交流と経験に基づくアドバイスを提供している。科技日報が伝えた。
中海油安全技術サービス有限公司の熊亮副総経理は、「統計データによると、中国企業の海外における安全問題は主に、社会の安全、生産の安全、政治・経済、公衆衛生、文化・宗教、自然災害などの面に跨っている。総合的な評価によると、イラク、エジプト、インドネシア、ウガンダ、カザフスタンはリスクの高い国だ」と述べた。
同報告書は「ウィキペディア」の手段に基づき「世界リスク地図」を作成した。海外進出企業に海外安全リスクの識別、リスクアセスメント、リスク予防、リスク移転、危機対応などの経験と意見を提供し、着実かつ効果的な対策とより多元的なリスク管理手段を模索した。同報告書の段階的な成果「中国海外プロジェクト作業安全実施ガイド」がすでに完成している。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年11月14日
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