「メモリー(Memory)」という曲が広く流行したことで、「キャッツ」は中国で知名度の高いミュージカルの一つとなっている。来年4月より、中国の観客にとっては10年ぶりのオリジナル版のミュージカル「キャッツ」が中国の13都市で上演され、9月21日から10月7日にかけて、北京世紀劇院で21公演が行われる計画だ。同公演は英ロンドンウェストエンドのオリジナル版キャストたちが中国で最大規模のツアー公演を行う。北京日報が伝えた。
ミュージカル「キャッツ」は1981年、アンドリュー・ロイド=ウェバー氏による作品で、ロンドンウェストエンドやニューヨークのブロードウェイでの連続上演記録を打ちたてただけでなく、中国の観客が初めてミュージカルの真髄と魅力を知ることになった作品の一つとされている。2003年から2009年にかけて、オリジナル版「キャッツ」は中国に4度上陸し、2012年には中国語版も誕生、「キャッツ」の中国での影響力の高さが示された。今回は10年ぶりに、ロンドンウェストエンドのオリジナル版「キャッツ」のツアー公演が来年中国で行われることになる。
今回のツアー公演の監督は36年前に「キャッツ」初期の監督を務めたトレバー・ナン。ヒロインとなる魅力的なメス猫の「グリザベラ」を演じるのは、ジョアンナ・アムピル。彼女はウェバー氏がヒロインに抜擢し、さらに劇中の名曲「メモリー」を歌う。(編集YK)
「人民網日本語版」2017年12月13日
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