〇73.8%の若者:「自分のキャリアプランにおける明確な発展目標がある」
回答者のうち、「自分自身のキャリアプランについて、明確な発展目標あるいは予測がある」若者は73.8%を占めた。具体的に見ると、「ライフ・ワークバランスを取る(53.6%)」が最も多かった。このほか、「仕事上で自分が習得したことを発揮できる(48.3%)」、「仕事環境が調和的でリラックスできる(41.7%)」、「仕事に関する専門技能を急速に引き上げられる(41.2%)」、「業務内容が自分の興味と一致している(36.2%)」、「より高いポストに昇進できる可能性が高い(27.7%)」、「収入増が実現できる(26.7%)」などが挙がった。
〇53.7%の若者:「職業選択時に、大勢に流されずに自分の興味を最優先すべき」
王虹氏は、「90後(1990年代生まれ)や95後(1995年から1999年生まれ)の若者が70後(1970年代生まれ)や80後(1980年代生まれ)と異なる点は、個性化発展を追求する気持ちや個人を重視する気持ちがより強いことだ。企業は、個性化・差別化という若手社員のニーズを尊重し、より開放された奥行きの深い文化的な雰囲気を創造するよう努めなければならない」と指摘した。
「仕事における幸福感はどうやって高められるか」という問いについて、回答した若者の53.7%は、「職業選択時に、大勢に流されずに自分の興味を最優先させるべき」と答えた。このほか、「就職する都市が、今後のキャリア発展の潜在力を左右する(48.8%)」、「職業選択時に、表面的なことに流されずに個人のキャリア発展の可能性を総合的に検討すべき(47.2%)」、「都市によってもたらされるストレスと、個人の『ストレス抗力』とのバランスをうまく取る必要がある(20.7%)」などの意見が挙がった。
今回の調査に回答した若者のうち、就職した場所が「一線都市」は30.3%、「二線都市」は46.4%、「三線・四線都市」は18.4%、「城鎮・県城」は4.4%、「農村」は0.5%だった。学歴別で見ると、「大学院修士課程修了以上」は7.5%、「大学学部卒」は80.9%、「高卒」は10.4%、「中卒以下」は1.2%。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年12月20日
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