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支付宝の市場シェアが高度成長 7-9月

人民網日本語版 2017年12月29日15:21

このほど発表された第三者モバイル決済市場に関するデータによると、支付宝(アリペイ)と財付通(テンペイ)を「双璧」とする状況は引き続き安定をみせるが、膠着気味の局面に変化が現れ始めている。データをみると、支付宝は2017年第3四半期(7-9月)にシェアが引き継き高度成長を遂げ、市場トップの地位が一層確実なものになると同時に、前年同期比増加率で微信(Wechat)の後ろに控えた財付通を上回ったことがわかる。「北京晨報」が伝えた。

独立系データ研究機関の易観が発表したデータ「中国第三者決済モバイル決済市場四半期モニタリング報告2017年第3四半期」によれば、同期の支付宝の市場シェアは53.73%で同3.3ポイント上昇した。財付通(微信支付<WeCHatペイメント>を含む)は39.35%で同1.23ポイント上昇した。支付宝は規模で勝る中、微信の2倍以上の伸びを達成した。

複数のデータからわかることは、トップレベルの競争の中で、これまでは徐々に微信支付に迫られ追いつかれるとみられてきた支付宝が、今ではリードを広げていることだ。

今年10月、別の独立系コンサルティング会社・艾瑞諮詢(iResearch)が発表した第2四半期(4-6月)の第三者決済モバイル決済市場シェアの統計結果によると、両雄が戦う新たな局面が見え始めたという。

艾瑞諮詢によれば、支付宝と財付通の市場シェアは一進一退を繰り返し、中でも支付宝の占める割合が第1四半期(1-3月)の54%から第2四半期は54.5%に拡大した。財付通は前期の40%から39.8%に低下した。

規模の大きさを背景に、支付宝は決済シェアが増加して安定した勢いをみせており、オフライン場面での配置の功績も見逃すことはできない。(編集KS)

「人民網日本語版」2017年12月29日

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