英国の教師が中国の教育方法を求めて来中
中英の数学教師交換交流プロジェクトが始まる前、英国教育省が上海に派遣した代表団は、小中高と師範大学を見学し、中国の数学の教育方法を視察した。
2014年2月、上海の小学校を視察した英国教育省のエリザベス・トラス副大臣。
経済協力開発機構(OECD)が13年に発表した「生徒の学習到達度調査」の結果によると、「数学的リテラシー」、「読解力」、「科学的リテラシー」の3分野で、上海の学生がトップだったのに対して、英国の学生はどの分野でも20位以下だった。うち、数学的リテラシーは26位だった。
英国産業連盟の13年の調査によると、企業の3割が新入社員の計算能力に不満を示し、3分の2が、学校が数学や科学の教育の質を向上させることを願っていた。
英国教育省のエリザベス・トラス副大臣は、「世界的に見ても、上海の数学教育は最先端といえる。英国は新しいカリキュラムを組む際に、中国の経験を参考にする。例えば、できるだけ早くアルゴリズムの学習を始め、掛け算表を暗記し、二ケタ以上の割り算の仕方を学べるようにする」と語った。
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