外交部(外務省)の華春瑩報道官は21日の定例記者会見で「われわれは米側に対して、『一つの中国』原則と中米間の3つの共同コミュニケの規定を順守し、台湾地区といかなる形の公的往来・接触も止め、台湾地区関連の問題を慎重かつ適切に処理して、中米関係や台湾海峡の平和・安定が深刻に損なわれないようにするよう促す」と指摘した。
【記者】報道によると、アレックス・ウォン米国務次官補代理が現在台湾を訪問しており、21日に蔡英文氏も出席する会場で演説を行う。米側が「台湾旅行法」に署名したばかりの米高官の訪台に、中国政府は不満を覚えるか。
【華報道官】中国側はいわゆる「台湾旅行法」に断固反対し、すでに質問の件について米側に厳正な申し入れを行った。われわれは米側に対して、「一つの中国」原則と中米間の3つの共同コミュニケの規定を順守し、台湾地区といかなる形の公的往来・接触も止め、台湾地区関連の問題を慎重かつ適切に処理して、中米関係や台湾海峡の平和・安定が深刻に損なわれないようにするよう促す。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年3月22日
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