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中国の交通情報がミリメートル級観測技術を導入予定

人民網日本語版 2018年05月23日14:05

インフラに広範囲・全天候・ミリメートル級の観測サービス提供を実現する最先端技術の干渉SAR(合成開口レーダー)が中国交通情報分野に導入されることになった。中国交通通信情報センターは22日、エアバス・ディフェンス・アンド・スペースと北京市で「リモートセンシング科学国際共同実験室」を設立した。これは干渉SARの交通分野での融合・応用の重要な一歩を意味する。科技日報が伝えた。

干渉SARは世界最先端のリモートセンシング技術の一つ。赤外線リモートセンシングと異なり、ミリ波リモートセンシングは気象や視程の影響を受けず、全天候での地球観測を可能とし、その観測精度はミリメートル級に達する。この技術的特長により、交通インフラの観測で強みを持つ。

同センター高級エンジニアの李縁廷氏によると、干渉SAR技術は一度に広い範囲(1500平方キロメートル)の観測が可能で、これには数百万の測量点が含まれる。しかも雲や雨などの気象条件の制限を受けず、観測エリア内の詳細な沈降状況を全面的にリアルに反映することができ、その精度はミリメートル級に達する。また干渉SAR技術は11日間毎に観測を行うが、今後2年以内にこの周期を3日間から5日間まで短縮することができるとしている。(編集YF)

「人民網日本語版」2018年5月23日

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