お茶を飲むと、脂肪の燃焼が刺激され、ダイエットにつながることは広く知られている。ドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州フライブルク・イム・ブライスガウにある国立大学・アルベルト・ルートヴィヒ大学フライブルクの最近の研究では、熱いお茶より、冷たいお茶のほうがダイエット効果が高いことが分かった。中国婦女報が報じた。
同大学の心血管・代謝科学実験室の研究員は最近、健康な若者23人に毎日2杯、砂糖を加えずに、カフェインを含むマテ茶を飲んでもらい、そのうち1日は3度の冷たいお茶で、次の日は55度の熱いお茶を飲んでもらい、飲んでから90分間の血圧や心拍数、心臓から送られる血液量、酸素消費、脂肪の酸化などの数値を測定し、飲む前のデータと比較した。すると、冷たいお茶を飲んだときのエネルギー消費量が熱いお茶を飲んだときの2倍(8.3%対3.7%)という結果になった。つまり、冷たいお茶を飲んだほうが、脂肪酸代謝が促進されると同時に、心臓の代謝圧力が軽減されるということになる。 (編集KN)
「人民網日本語版」2018年5月24日
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