フランス陸上連盟の公式サイトによると、フランスのモントルイユで行われた同連盟主催の陸上大会男子100 メートルで、中国の謝震業(シエ・ジェンイエ)選手が追い風0.9メートルの中、中国新記録となる9秒97をマークし優勝した。これまでの中国記録は、蘇炳添(スー・ビエンティエン)選手の9秒99で、0秒02上回った。さらに、日本の桐生祥秀選手の9秒98をも上回り、アジア人最速となった。新華社が報じた。
2位は南アフリカの選手で10秒04、3位はブラジルの選手で10秒10だった。
謝選手のこれまでの自己ベストは、昨年の中国全国運動会で優勝した時に記録した10秒04だった。これまでの中国記録の9秒99は、蘇選手が2015年に行われたダイヤモンドリーグ・プレフォンテーン・クラシックでたたき出したもの。蘇選手は同年の世界陸上競技選手権大会でも9秒99をたたき出した。中国で10秒の壁を突破した選手は、蘇選手と謝選手の2人だけだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年6月20日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn