夏の訪れとともに、新疆ウイグル自治区博湖県博斯騰湖郷に住む阿迪力・尤努斯さんが丹精込めて育て上げた「ハートスイカ」、「元宝スイカ」、「四角いスイカ」などが収穫シーズンを迎えた。そしてこれらのスイカを一目見ようと多くの観光客が同村を訪れ、スイカと一緒に記念写真を撮っている。中国新聞網が伝えた。
阿迪力・尤努斯さんは、スイカ畑のスイカに、「四角い」や「ハート」、「福の字」、「元宝(馬蹄銀)」などをかたどった特製の型とセットとなる管理技術を用いて、特別な形のスイカの栽培に取り組んでいる。それらは高い観賞性を備え、口当たりが良く、糖度が高いといった特徴で消費者から人気を博し、その収益は普通のスイカの5倍から10倍に達するという。
新疆博湖県博斯騰湖郷は、土壌に砂が多く含まれており、日照時間が長く、昼夜の温度差が大きいことから、栽培されているスイカは甘くて味も濃い。博斯騰湖郷は、この優位性を存分に活かし、2010年には「南山沙」の商標登録を行うと同時に、新疆「オーガニック・スイカ」認証も獲得した。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年6月26日
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