科学技術革新を促進し、市場の資源配置における決定的な力を十分に発揮させるため、総額300億元(1元は約16.74円)規模の北京科創基金が24日午前、北京市で正式に運用開始された。人民網が伝えた。
北京科創基金はオリジナル革新段階の投資を重視する。規模は300億元。第1期の規模は200億元で、存続期間は15年間。中国で期間が最長のマザーファンドとなる。科創基金をベースに、北京市は科学技術オリジナル革新、成果転化、ハイテク産業育成プロジェクトに1000億元以上出資し、全国科学技術革新センター建設戦略・計画との協調と連動を実現する。
投資先について、北京科創基金は光電科学技術や次世代情報技術、ナノテク、戦略的新材料、新エネ、バイオ医薬品、スマート製造、現代農業、現代交通業、省エネ・環境保護、脳認知及び脳に準ずる知能、量子計算・量子通信、ビッグデータ、AIの14分野に重点的に投資する。また科学技術成果の転化の段階に応じ、科創基金の投資段階もオリジナル革新、成果転化、ハイテク産業という3つの段階に分かれる。原則的には5:3:2の比率で投資する。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年6月26日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn