中国で7番目に大きい庫布斉砂漠は、内蒙古(内モンゴル)自治区南西部のオルドス市に位置し、北京市に最も近い砂漠で、総面積は約1万8600平方キロメートル。砂漠化防止に携わる人々の30数年にわたる努力により、同砂漠の三分の一が整備され、蓄えられた水源は240億立方メートル以上となった。生態環境が徐々に回復していくのに伴い、砂漠ツアーや食品、太陽光発電など、数多くの分野からなる産業チェーンが形成され、5千億元(1元は約16.6円)以上の天然資源・資産を生み出した。これにより、「砂漠化による人の後退」から「緑化による砂漠の後退」への転換期を迎えた。中国新聞網が伝えた。(編集TK)
「人民網日本語版」2018年7月25日
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