英紙「デイリーメール」の報道によると、チェコの科学者のある研究により、血液型がA型の人はダニなどの虫に噛まれやすいことが分かった。生命時報が報じた。
ダニは吸血生物の一種で、草むらや山に生息している。体型は扁平で楕円形だ。ゴマ粒ほどの小型のものが大半で、人の血を吸うと、豆粒ほどの大きさの赤い腫れができる。ダニの体内には大量の細菌が潜んでおり、命の危険もあるライム病の菌も含まれる。チェコのマサリク大学の研究者は、微量のA型、B型、AB型、O型の血液サンプルを、無菌のフィルター・ペーパーに染みこませ、実験室のペトリ皿に置き、2種類のダニをそこに入れて2分間その行動を観察した。すると、36%のダニがA型の血液を好んだ。B型は15%だった。
マサリク大学の筆頭研究者は、「血液型によって、ダニに噛まれやすいかが決まる可能性がある。ダニは、A型の血液型を特に好むということは、A型の人は有効な対策を講じて自分の身を守らなければならないということ」と説明している。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年8月3日
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