中国の崔天凱駐米大使は7月30日「中米両国にとって唯一の正しい選択は協力だ」と述べた。新華社が伝えた。
崔大使は同日中国大使館での中国人民解放軍建軍91周年記念レセプションで「中米両国は共通利益が溝を遥かに上回り、その協力には大きな将来性がある。中米両国にとって唯一の正しい選択は協力だ」と述べた。
崔大使は「今年は中国の改革開放40周年であり、来年は中米国交樹立40周年を迎える。40年間の歴史は、中米協力の成果が両国民及び世界の人々に極めて大きな幸福をもたらしたことを証明している。中国の戦略目標は自国の発展であり、他国に挑戦することではない。中国は平和的発展と協力・ウィンウィンの理念を堅持しており、拡張主義と植民地主義の道を歩むことはない。中国は世界に未曾有のチャンスをもたらし、人類運命共同体の構築という展望を開いた」と述べた。
また「中米間にいくつかの競争が生じることは避けがたいが、両国間の競争は『良い競争、前向きな競争』であるべきだ。双方は競争によって協力を促進し、協力によってウィンウィンを創造すべきだ。そうしてこそ中米両国の利益に真にかない、両国が世界に対して引き受けるべき責任をしっかりと履行することができる」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年8月1日
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