太陽が容赦なく照り付ける真夏、少しでも涼しく寝たいと、扇風機をつけたまま眠る人は多い。睡眠の専門家は、「扇風機の風で埃や花粉が舞いやすくなり、アレルギー反応、喘息、皮膚の乾燥などのトラブルを引き起こしやすい。敏感な人は、扇風機以外の方法で涼しく眠る工夫をした方が良い」と注意を促している。揚子晩報が伝えた。
英デイリー・メール紙は、睡眠の専門家であるMark Redick氏の談話を引用し、「一部の人にとって、部屋に設置された吊り下げ式扇風機や床置き式扇風機は、涼しい環境でスムーズに入眠するためのツールとなる。だが、他の一部の人々にとっては、寝つくのを妨げ、喘息発作や目の乾燥を引き起こす恐れがある」と報じた。
Redick氏は、「扇風機をつけることで、埃や花粉が舞いあがり、アレルギー反応や喘息発作が起こりやすくなる。そのような人が扇風機をつけたまま寝ると、さまざまなトラブルに見舞われる恐れがある。また、扇風機を長時間つけたままにしておくと、室内が乾燥し、皮膚・目・口・喉・鼻がそれに伴い乾燥して、睡眠に悪影響が及ぶ恐れがある」と指摘している。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年8月1日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn