外交部(外務省)の耿爽報道官は30日の定例記者会見で、台湾側が東アジアユース競技大会の開催権回復の申立書を提出したことについて「台湾地区の国際活動参加問題では、1つの中国原則を常に堅持する必要がある」と述べた。
【記者】台湾メディアの報道によると、大陸部代表団が先日招待を受けてAPEC関連行事に参加するため台湾へ向かったが、入境の遅れを理由に台湾入りを拒絶され、大陸部へ戻った。詳しい状況を説明していただけるか。
【耿報道官】相手側の開催するAPEC行事への両岸人員の参加には、長年にわたり慣例のやり方がある。台湾側は慣例に背き、大陸部代表団の台湾でのAPECビジネス諮問委員会デジタルイノベーションフォーラムへの参加を妨げた。その全ての責任と結果を負うべきだ。
この事の事実と性質は非常に明らかであり、台湾側の発言は世論をまどわし、事実を歪曲し、責任を逃れようとするものだ。われわれは中国台北方面が真剣に反省し、実際の行動によって誤りを正すことを望む。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年7月31日
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