韓国と日本の大半の地域で記録的な猛暑が続いている。7月31日、韓国の首都・ソウルの最高気温は、観測史上2番目の暑さとなる38.3度に達した。日本の総務省消防庁が7月31日に発表した統計によると、熱中症のため4月30日から7月29日までに累計5万7534人が救急搬送された。新華社が報じた。
ソウル、史上初の39度超えへ
韓国の気象庁の7月31日の発表によると、ソウルで同日午後3時19分、気温が38.3度に達し、ここ20年で最も暑くなった。
韓国政府が1907年に観測を初めて以降、ソウルの最高気温は94年7月24日の38.4度で、7月31日の気温は2番目の高さとなった。
韓国の気象庁によると、ソウルではここ100年、気温が38度を超えることはあまりなく、上記の2日のほか、38度を超えたのは94年7月23日、43年8月24日、39年8月10日の計5日だけだ。
気象当局によると、韓国は今後数日間、気温がさらに上がる可能性があり、多くの地域で過去最高気温を更新しそうだという。観測史上初めて、ソウルの気温が39度を突破する可能性もある。
韓国東部の江原道の洪川郡と寧越郡でも7月31日、気温が観測史上最高の38.5度に達した。
ソウルのほか、いくつかの主要都市の気温も同日、31-37度まで上がった。大田は37.2度、光州は37度,仁川は35.2度だった。
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