重慶市勘測院が13日に発表した情報によると、同院と重慶デジタル都市科学技術有限公司が共同開発した第2世代移動測量システムが正式に発表された。同デバイスはすべての車両に搭載でき、一定速度で走れば周辺環境の測量を終えることができる。また、その精度はミリメートル級に達する。科技日報が伝えた。
車載移動測量システムは、測位・姿勢確認システム、制御システム、測量・センサー(レーザーレーダー、フルパノラマカメラなど)で作る車載総合測量システムのことで、新型スマート測量デバイスのこと。同院が2014年に開発した第1世代移動測量システム製品は、貴州省、陝西省、福建省、四川省、重慶市などの都市の測量、都市インフラリーン管理、レール交通建設、河道補修、トラブルへの対処、公衆サービスなど各分野で応用されている。
同システムの測量精度の絶対的な誤差は現在5ミリ以内で、道路両側の街路樹のすべての葉をはっきり見れるほどだ。周辺環境に基づき、毎時30−60キロの情報を集めることができる。データ収集がスムーズで自動化の程度が高く、直ちにデータを生成でき、従来の収集手段の性能を遥かに上回っている。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年8月14日
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