中国最北の寒冷地の高速鉄道であるハルビン-チチハル高速鉄道が17日、3歳の「誕生日」を迎えた。同高速鉄道はこの3年間に渡り、夏と冬の気温差が80度ちかくあるといった数々の困難を乗り越え、2200万キロ以上(地球550周分)を安全運行している。延べ4000万人の旅客を輸送し、沿線の住民にとって最も安全で便利な移動方法となっている。中国新聞網が伝えた。
同高速鉄道は2015年8月17日、時速250キロで正式に開通し、運行を開始した。中国鉄路ハルビン局集団有限公司は、高速列車の19の重点項目の耐寒改造を行った。「リアルタイムモニタリングシステム」、6C検査システム、「自然災害及び異物モニタリングシステム」などの科学技術手段を採用し、同高速鉄道が零下35度の極寒においても安全運行できるように保障している。
同高速鉄道がPRする「1時間観光圏」は、黒竜江省の週末旅行、都市間旅行などの旅行商品を生み、全国各地の観光客を集めた。同高速鉄道の開通1年目の旅客数は延べ1255万人、3年目は200万人弱増加し延べ1451万人に達し、黒竜江省の観光業の発展を力強く促進している。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年8月20日
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