結婚後に太ると考えている人が多く、このような現象は通常「幸せ太り」とされる。では、結婚は本当に人の体重に影響を及ぼすのだろうか、これにはどのような原因が隠されているのだろうか。経済日報が伝えた。
ドイツの研究者はドイツ人2万人以上の16年間にわたる関連データを分析した。その結果によると、結婚から4年で人の体重の増加率は独身時代の2倍に達する。しかもこの変化は年齢、健康状況、心の鍛錬、鍛錬の頻度、出産とは無関係だ。
ドイツの研究者は、結婚により食習慣が変化することに着目した。一人の場合は暴飲暴食する気持ちになれず、朝食をとることも少ないか少なめに取ることが多い。しかし、結婚すると、夫婦は食事を重視し、より美味しいものを多く食べるようになる。
豪州の研究者も、現地の新婦の体重を研究した。それによると、結婚を控えた半数の女性はダイエットの意欲を持つが、体重にはほぼ変化がなかった。ところが、結婚してからわずか6カ月で、新婦の体重が平均で2キロ増えた。結婚前に食事制限しダイエットしていた女性はさらに、平均3.2キロにも達した。
豪州の研究者はこれについて、次のように説明している。結婚後に多くの女性は自分がもう配偶者の「征服」に成功しているので、スタイルや外見について気を緩める。そのため体重が上がるだけでなく、ファッションも適当になるというのだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年11月2日
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