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新疆野馬繁殖研究センターが発表した情報によると、同センターは設立当時、英国とドイツ、米国から24頭の野生馬を導入し、種の保存、群れの拡大、野生化の研究・試験を展開した。これまでに6世代・666頭の野生馬を繁殖し、平均生存率は90%以上と世界一に達しているだけでなく、現在はアジア最大の野生馬繁殖基地になっている。科技日報が伝えた。
新疆は2001年8月28日、野生馬分散放牧試験、すなわち野生馬野生化計画を正式にスタートさせた。第1陣・27頭の野生馬を◆拉麦里自然保護区(◆は上と下が上下に組み合わさった字)に放牧した。続いて人工飼育・繁殖から野生の群れの回復に移行していく野生馬救助作業の第2段階に入り、野生馬保護の歴史における新たなページをめくる画期的な節目となった。2003年には野外繁殖に成功し、2004年には野生馬が自然の群れを形成した。
現在まで16回に分け95頭の野生馬が野に放たれており、模索段階の野生化試験に成功している。同センターの現在の野生馬は411頭にのぼる。うち飼育中が88頭、野生化した馬が221頭、半野生化した馬が102頭。近年は特に、繁殖の生存率100%を維持している。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年10月17日
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