極地観測船「雪竜号」が7日、地球の「第四極」と呼ばれる世界で最も深い海溝、マリアナ海溝の海域を通過し、南極に向かった。新華社が伝えた。
雪竜号はマリアナ海溝の最も深い海域の西側を通過した。海図によると、マリアナ海溝の最も深い場所の水深は約11キロ。
中国第35回南極科学観測隊は今月2日に上海市を出発し、南極の162日間に渡る総合科学観測に向かった。現地時間7日12時まで、雪竜号は1773カイリを航行。現在15ノット(1ノットは毎時間1カイリ)前後のペースで航行中で、9日に赤道を通過し北半球から南半球に入り、引き続き南極に向かう予定だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年11月9日
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