深海型高精度慣性航法装置を搭載した潜水艇が深海でも方向を見失わないため、「深海の眼」とも呼ばれる。中国航天科工集団有限公司への14日の取材によると、同集団所属の北京自動化制御設備研究所が開発した同装置が、2018年国防郵政産業軍民両用製品「長纓カップ」工業デザインコンテストの、「軍から民への転換」部門で一等賞を受賞した。光明日報が伝えた。
同研究所が開発した「深海の眼」のシリーズ製品の中の「FOSN6000型」は、中国の2隻目の深海有人潜水艇「深海勇士」号による4500メートル深海実験において、正確で安定的なナビ情報を提供した。中国国内の深海型高精度慣性航法装置の空白を埋め、中国の深海有人潜水艇の国外水中高精度航法装置設備への依存を断ち切った。「深海勇士」は大洋の奥深くでも方向を知り、位置を感知できるようになった。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年11月15日
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