「X-MEN」シリーズ最新作に出演の范氷氷の姿が公開

　5月に公開予定の米スーパーヒーロー映画「X-MEN: フューチャー&パスト」（ブライアン・シンガー監督）のオフィシャルサイトで19日、最新画像がアップされた。瞬間移動が可能な特異体質のブリンクを演じる中国の女優・范氷氷(ファン・ビンビン) が、突然変異によって超人的能力を持って生まれたミュータントの集団・X-メンの一員として紹介されており、そのクールで美しい姿が話題になっている。新華網が報じた。

　同サイトでは、ウルヴァリンを筆頭に、マグニートーやチャールズ・エグゼビア、ミスティーク、シャドウキャット、ストームなどの姿や能力も紹介されている。ブリンクの姿が公開されたのはこれが初めてではないが、今回はその詳細にまで迫っている。前に垂れている紫の髪、引き締まった戦闘服、正義感に満ちたグリーンの目などが、范氷氷のイメージを一層クールにしている。ブリンクの特徴は、変身や瞬間移動の能力を備えている点で、Xメンの中でも重要な位置を占めるメンバーだ。ただし、元の姿に突然戻ってしまうという危険もあるという。

　「ブリンク」の姿は現在、国内外の映画ファンの話題をさらっている。ブリンクのフィギュアを作成し応援している海外のネットユーザーも多い。このように、范氷氷の出演により、世界レベルの大作に東洋人の姿が登場することになっただけでなく、彼女自身の影響力も拡大している。

　同作品では、Xメンが科学者ボリヴァー・トラスクの創造した新型戦闘ロボット「センチネル」に命を狙われ、人類も滅亡の危機に立たされる。そのため、Xメンはタイムトラベルを利用して、歴史の流れを変えようとする。（編集KN）

　「人民網日本語版」2014年2月20日