文化部(文化省)がこのほど明らかにしたところによると、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の指導者が確定した「中国・ASEAN文化交流年」がまもなく開幕し、一連の開幕イベントが7日から17日にかけて北京で行われるという。
中国・ASEAN文化交流年の各種活動は2014年を通して行われ、中国とASEAN加盟国が内容も形式も多彩な一連の文化交流活動を繰り広げる予定だ。14年3月までに、中国側の組織委員会のメンバー機関および全国の文化関連システムから上がってきた、文化交流活動の枠組に入る各種交流プロジェクトの提案は累計150件に上り、内容は会議、パフォーマンス、展示、人材育成・交流、ニュース、映画、出版、スポーツ、観光、宗教、青年交流などさまざまだ。「海のシルクロード」、中国海外文化センターの活動・建設、「春節(旧正月)を祝う」、中国・マレーシア国交40周年記念といった、特定テーマの活動も提起された。
1991年に中国とASEANが対話プロセスを開始してから、特に03年に両者が戦略的パートナー関係を構築してから、各分野で双方の協力が絶えず拡大し深化している。ここ数年は、文化分野での交流・協力が飛躍的に発展し、中国とASEAN加盟国との間でお互いの文化に対する理解や尊重の念が高まり、お互いの文化を楽しむという流れができてきた。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年4月5日