宇宙へ行った菌種を使った「暢優」製品に続き、光明乳業は「宇宙ヨーグルト」の開発にも力を入れている。同社は2日、月探査プロジェクトの帰還飛行試験において3種類の菌種を搭載すると発表した。そのうち2種類は商品「暢優」と「莫利斯安」(Momchilovtsi)のための準備だという。新京報が伝えた。
同社の郭本恒総裁によると、ヨーグルトで一番重要な技術が菌種であり、同社は中国で唯一、世界でわずか3社しかない菌種の特許を持つ企業の一つだ。「そのうちの一種が植物性乳酸菌で、この種の宇宙で培養された菌種がすでに当社の『暢優』ヨーグルトに利用されている」。郭総裁は「従来の宇宙での培養が地球を周回する軌道での搭載試験であったのに対し、今回の月探査は地球から38万キロメートル離れた宇宙空間で行われた培養試験であり、その中の1種のL99が「莫利斯安」ヨーグルトのための準備だ」と語った。
同社がこのほど発表した年次報告書によると、「莫斯利安」常温保存ヨーグルトの売上高は前年比106.5%増の32億2千万元、「暢優」シリーズは同35.2%増の11億9千万元となり、牛乳「優倍」(UBEST)は同38.3%増の9億元に達した。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年4月3日
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