中共中央と国務院　春節の祝賀会を開催

習近平、李克強、張徳江、兪正声、劉雲山、王岐山、張高麗の各氏ら党と国家の指導者は、首都の各界代表と共に新春の到来を祝った。

　中共中央と国務院は29日午前、人民大会堂で2014年春節（旧正月。今年は1月31日）の祝賀会を開催した。習近平、李克強、張徳江、兪正声、劉雲山、王岐山、張高麗の各氏ら党と国家の指導者は、首都の各界代表2千人あまりと共に新春の到来を祝った。人民日報が伝えた。

　習近平中共中央総書記（国家主席、中央軍事委員会主席）は祝賀会で、「中華民族の伝統的祝日である春節がまもなく到来する。私は中共中央、国務院を代表し、全国の各民族の人々、労働者、農民、知識人、幹部、解放軍、武装警察、公安警察の皆さんに、そして、各民主党派と商工業連合会、各民間団体など各界の人々に心から新年のお祝いを申し上げる。また、全国の離職・ 退職老幹部、高齢者の方々に心からの挨拶を申し上げる。香港特別行政区とマカオ特別行政区の同胞、台湾の同胞、海外の華僑の人々、世界各国・各地域の華人の人々にもお祝いを申し上げる。更にわが国の現代化建設に関心と支持を寄せてくださる国外の友人の皆様にも心からの感謝を申し上げる。皆様が、健康で幸せに新年を迎えられますようにお祈り申し上げる」と述べた。

　国務院の李克強総理（中央政治局常務委員）は、「まもなく旧暦の午年を迎える。丑年午年は田を耕すのに良いと言われるが、収穫は努力に正比例する。新たな一年において、中国共産党第18回全国代表大会（十八大）と、第18期二中・三中全会の精神をさらに徹底していく必要がある。改革には『一馬当先（率先してことに当たる）』で取り組み、発展を制約する体制・しくみ上の障害を撤廃し、改革の深化を通じて生産力のさらなる解放・国民生活の改善を促し、開放の拡大を通じて新たな発展の空間を開拓し、革新を通じて経済発展モデルの転換・経済構造の調整を推進し、経済を安定的に発展させ、その質・効率を高めていく。国民の悩みに寄り添い、切迫した問題に取り組み、住宅・医療・社会保険・教育・食の安全・大気汚染対策といった、注目される難題の解決に向け努力し、就業・創業の環境を整え、基本を保障し、最低ラインを守る民生安全ネットワークを構築する。改革を通じて社会の公平と正義を促進し、民主的な形式を拡充し、法治力を際立たせ、文明を広く発揚し、腐敗を効果的に罰し、国民がより安心かつ快適で、希望に満ちた生活を送れるようにする」と述べた。（編集SN）

　「人民網日本語版」2013年1月30日