2014年4月18日  
 

中国の夢健康知恵袋 企画集 日本からニイハオ!

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<企画>核分野における中国の立場と役割

 2014年04月18日10:50
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 習近平国家主席は第3回核安全保障サミットで重要演説を行い、核セキュリティー分野における中国の措置と成果を紹介。発展と安全、権利と義務、自主と協力、個別対策と根本的解決を共に重んじる核セキュリティー観を明らかにしたうえで、連携して協力し、原子力の永続的な安全と発展と実現するよう国際社会に呼びかけた。



【核分野における中国の立場】


 核分野における中国の立場は一貫した、明確なものだ。核兵器保有以来、中国はいつ、いかなる状況でも核兵器を先制使用しないことを常に守るとともに、非核国と非核地域に対しては無条件で核兵器の使用や核兵器による威嚇をしないと約束してきた。>>>詳細へ

 中国は核兵器の全面的な禁止と廃絶を主張し、不拡散の義務を守り、原子力平和利用の国際協力に積極的に参加し、核分野のグローバル・ガバナンスの推進に努力している。>>>詳細へ

■ 中国の核セキュリティー観

 中国の核セキュリティー観は、各国による民生用原子力の平等な発展の保護を強調すると同時に、原子力の安全な使用を的確に確保し、核テロを制度面で効果的に防ぐものだ。>>>詳細へ

■ 中国の核セキュリティー観の柱

 中国の核セキュリティー観の柱は、原子力の発展を揺るがず堅持し、安全をおろそかにせず堅持し、両者が互いに依拠し、どちらもゆるがせにしないことである。>>>詳細へ

■ 理性、調整、同時推進の核セキュリティー観

 「われわれは理性、調整、同時推進の核セキュリティー観を堅持し、核セキュリティープロセスを健全で持続的な発展の軌道に乗せる必要がある……」。3月下旬にオランダ・ハーグで開かれた核安全保障サミットで、習近平国家主席は中国の核セキュリティー観を初めて全面的、系統的に明らかにし、このグローバルな試練に対処するための「中国の案」を示した。>>>詳細へ

【中国は核セキュリティー観を打ち出す理由】


 中国にとって核安全保障サミットへの首脳の出席は新情勢下における国際安全保障分野の重要な外交活動であり、習主席の明らかにした中国の核セキュリティー観は、核セキュリティー問題に対する中国の深い認識および同分野での国際協力の促進という積極的な意向を反映している。

■ 中国は核セキュリティー観を打ち出す必要がある

 1つには、中国は実力の強化と国際的影響力の高まりに伴い、核セキュリティーを含む重大な国際問題での立場や姿勢が幅広く注目されている。>>>詳細へ

 もう1つには、中国は現在中国の特色ある大国外交の道を探っており、国際問題の処理により積極的に参画し、国際的アジェンダの設定を主導的に誘導していく。>>>詳細へ

■ 中国には核セキュリティー観を詳しく説明する資格もある

 国内では、過去50年余りの核事業は良好な核セキュリティー記録を保ち、国内法の整備に絶えず尽力し、核セキュリティー関連法の制定を進めている。>>>詳細へ

 国際的には国際原子力機関(IAEA)、ザンガー委員会、原子力供給国グループなど影響力ある不拡散枠組みに加入し、活動に積極的に参加し、役割を発揮している。>>>詳細へ

【国際的核セキュリティーシステムの構築について中国の提案】


■ 国際社会の原子力の安全と発展について4つの弁証法的関係を提出

 習主席は第3回核安全保障サミットで、「人類が原子力をより良く利用し、より大きな発展を実現するには、核セキュリティー面の様々な試練に対処し、核物質と核施設の安全をしっかりと守らなければならない。核セキュリティーの強化は持続的な過程だ。」と指摘。国際社会の原子力の安全と発展について4つの弁証法的関係:発展と安全、権利と義務、自主と協力、個別対策と根本的解決との間の関係をしっかりと処理すべきだと提唱した。>>>詳細へ

■ 習近平主席、国際核セキュリティーシステムの構築を提言

 習近平国家主席は3月25日、第3回核安全保障サミットで、公平によって協力を促進し、協力によってウィンウィンを図る国際核セキュリティーシステムの構築を強調し、次の3点を提言した。

(1)常に公平原則を指導とし、各国は自国の実情に合致した義務を担い、権利と責任の一致性の確保を前提に、核セキュリティー能力の整備を強化する必要がある。>>>詳細へ

(2)国際原子力機関(IAEA)を中心的プラットフォーム、多国間の枠組みとイニシアティブを補完に、全方位的、多層的で、ネットワーク化された国際核セキュリティーシステムを構築する。>>>詳細へ

(3)常に原子力の発展を揺るがず堅持し、核セキュリティーを緩めず堅持し、原子力平和利用の成果を各国が共に享受できるようにし、各国の普遍的な安全と持続的発展を実現する。>>>詳細へ
 
【核分野のグローバル・ガバナンスについて中国の見解】


■ 核保有5カ国会議が北京で開幕

 核保有5カ国北京会議が14日午前、開幕した。中国、米国、ロシア、英国、フランスの核保有5カ国による5回目の会議であり、今回初めて中国が主催した。>>>詳細へ

■ 核分野のグローバル・ガバナンスについて中国の5つの見解

 中国の李保東外交副部長(外務次官)は開幕式で、核分野のグローバル・ガバナンスの強化について5つの見解を示した。>>>詳細へ
 
■ 核保有5カ国会議関連イベントが開催



 中国軍備抑制・軍縮協会は核保有5カ国(中米露英仏)北京会議に合わせ「核拡散防止条約(NPT)の三本柱を全面的に強化」をテーマとする公開イベントを催した。>>>詳細へ

(編集LX)

 「人民網日本語版」2014年4月18日

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