軽食が有名な都市、台北が1位 福建沙県まさかの選外=中国
中国で間食や夜食として食べられる「小喫(シャオチー=軽食)に関する都市別ランキングがこのほど発表され、ネット上で話題を集めている。上位3都市は順次、台北・成都・西安で、福建省では厦門(アモイ)だけが12位にランクインした。この結果に対し、ネットユーザー達から大きな反響が寄せられた。蘭州のネットユーザーは、「蘭州拉麺(ラーメン)は、中国全国に広まっている。蘭州は入選してもいいはず」と主張した。また福建出身のネットユーザーからも「沙県のシャオチーは、中国全国にその名を馳せているだけではなく、海外でも有名なのに、なぜ落選したのか?」と不満の声が上がっている。人民日報海外版が伝えた。
■トップは台北、厦門はなんとか入選
このランキングは、ネットユーザー「@塵衍」さんが、中国版ツイッター「微博(ミニブログ)」に発表したもので、入選したのは順次、台北・成都・西安・重慶・香港・広州・武漢・長沙・北京・上海・天津・厦門・南京・哈爾濱(ハルビン)・開封の15都市。
ランキングは「その都市の名物であるシャオチーの国内での知名度・普及度」「海外での知名度・普及度」「環境サービス」「地元以外の人々への適応性」「海外への普及状況や適応度」などの指標に基づいて決定され、各種データの数値は、台湾の某ウェブサイトのものを採用した。
ランキング首位に立った台北は、99ポイントを獲得、足りなかった1ポイントは、「環境サービス」の項目だった。2位の成都は95ポイント、3位の西安は92ポイントをそれぞれ獲得した。福建省で唯一ランクインした厦門は75ポイント、南京、哈爾濱、開封を抑えて12位につけた。