石膏緑豆スープ |
(2)胃火
食生活や休息の習慣が悪く、辛いものや味の濃いものを多く取りすぎたり、酒を飲みすぎたりすると、「胃火」が盛んになる。胃の「火」は主に胃の灼熱感や痛み、歯や歯茎の痛み、歯茎の腫れ、歯の根元の炎症、口臭、腹痛・便秘という症状で表れる。
【お薦めの食事療法:石膏緑豆スープ】
作り方:石膏30グラム、緑豆適量。まず水で石膏を煮た後で漉して糟を取り、上澄みに緑豆を入れて煮て食べる。
「胃火」を鎮める重点:石膏は「解肌清熱」(肌膚の機能調整と熱を冷ます)、「除煩止渴」(渇きを癒す)役割があり、胃の「火」による頭痛や歯の痛み、熱毒壅盛(熱の勢いが強く、発赤、腫脹、化膿、 高熱などを引き起こすこと)、発疹、口内の潰瘍等に効く。緑豆は熱を冷まし、「熱性」体質や痛みの出やすい患者に効く。