マイクロソフトMSNが「中国大陸部専用」に
米マイクロソフト社は7日、インターネット電話サービスのスカイプと無料会話サービスのメッセンジャーを統合し、総合ポータルサイトのマイクロソフト・ネットワーク(MSN)のサービスを2013年第1四半期(1-3月)で停止することを明らかにした。だが中国大陸部は例外で、MSN商品に変更はなく、利用者はこれまで通りサービスを利用できるという。「新京報」が伝えた。
▽中国大陸部ではMSNサービス継続
米国のある科学技術サイトがこのほど伝えたところによると、マイクロソフトはMSNの顧客向けサービスを停止し、サービス利用者をスカイプサービスに移行させる計画という。
マイクロソフトはこの報道の内容を認めた。マイクロソフトの子会社であるスカイプ社のトニー・ベイツ最高経営責任者(CEO)が7日に公式ブログで発表した声明によると、マイクロソフトは13年1-3月期にMSNサービスを停止してスカイプとMSNを統合し、メッセンジャーはスカイプに統合されたMSNにリンクする形になるという。ベイツCEOによると、利用者は最新版のスカイプにアップグレードし、マイクロソフトのアカウントを登録すれば、同アカウントでMSNのコンタクトパーソンとやりとりできるようになる。
だが同声明によると、中国大陸部のMSN商品はそのままで、マイクロソフトは中国大陸部で引き続きMSNサービスを提供する予定という。