北京メディア回廊 3年間で収入が倍増
北京市朝陽区は第7回北京国際文化創意産業博覧会において、西京国際文化メディア産業拠点が北京商務中心区(CBD)の定福庄国際メディア回廊に入居したと発表した。1期工事はすでに着工しており、竣工後は事務エリア、テレビスタジオ、編集室、デジタル制御室等が設置され、国際化・専門化されたメディア産業サービスを提供する。また各国の報道機関の北京における事務エリアになる可能性がある。人民日報海外版が伝えた。
朝陽区文化創意産業発展センターの豊春秋主任は、「2009年末に朝陽区は初めて『メディア回廊』の発展構想を提案した。文化創意企業の2009年の収入は694億3000万元に、2010年は910億8000万元に、2011年は1036億5000万元に達した。今年は2009年の2倍、1400億元を突破する見通しだ」と述べた。
「回廊」の重点団地・プロジェクトは2009年の30から47に増加し、国家広告産業団地、国家版権貿易拠点、国家アニメ産業拠点、国家音楽文化産業拠点、国家科技文化孵化拠点等が入居した。回廊全体に1万5000社の文化創意企業が集約され、人民日報やCCTV等、中国で最も実力・影響力を持つ大手マスコミ・報道機関の約200社が入居した。
朝陽区は過去3年間で、文化創意産業特別資金を約5億元投入しており、121件の重点プロジェクトを支援し、社会から約100億元の投資を集めた。「北京CBD--定福庄国際メディア産業回廊発展計画」は、現在編成中だ。今後数年間、回廊は改築・新築等の方式により、建築規模を700万平方メートル拡大することが可能だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年12月24日